論理的に考える力を引き出す: 親子でできるコミュニケーション・スキルのトレーニング

著者 :
  • 一声社 (2002年1月1日発売)
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コミュニケーション・スキルのおおまかな技術は16。
1話す技術
2聴く技術
3書く技術
4読む技術
5論理的思考の技術
6論証の技術
7推論の技術
8説明の技術
9描写の技術(目で見たものを伝える)
10討論・議論・ディベートの技術
11主張の技術
12交渉の技術
13説得の技術
14発表(プレゼンテーション)の技術
15分析・解釈の技術
16批判の技術(批判的思考/クリティカル・シンキング)

好な理由を聞かれて「***なところはあるけど、●●だから好き」と答えてしまうことはよくある。けど「好きな理由」に「嫌いな理由」を入れてしまってるということ!今まで気づかなくて目からウロコ。

「知らない」「分からない」「別に」は許さない。深入りしない程度に通用しないことを認識させること。
コミュニケーションの拒絶はさせない。

「問答ゲーム」を読んでいてこれか!と。
子供の授業参観は発表が多いのだけど、みんな一様に「私は**が一番すきです。なぜなら●●だからです。」
学年が上がると「理由は3つあります。1つは・・」と定型で発表する。こういう訓練を小学校が始めたんだ。

実例が多いのでわかりやすく、あーやってるーと刺さる箇所も、なるほどこういう言い方をするのね、と参考になる箇所も多い。
がんばろう、子供よりまず私だわ。
と思いつつ、先ほどの会話もグダグダだったと凹む。

・相手が答えやすいように具体的な質問をする
・相手の質問の内容にはっきり答える
・相手の質問と無関係な話はしない
・相手の質問に関連して思いついた事柄を適当に話さない
・相手から的を得た答えが返ってきたら、質問者はその内容に応じて次の質問を組み立てる
・質問者は次々に別の質問を羅列しない
・質問内容を変えるときは、その旨を相手に伝える

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2014年10月15日
読了日 : 2014年10月19日
本棚登録日 : 2013年3月15日

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コメント 1件

だいさんのコメント
2014/10/24

お母さんが熱心だから、子供さんがうらやましいです!

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