もし、自分の子供が人を殺してしまったら・・・・。
この物語の父親のように、子供に寄り添って生きることが、私にできるだろうか。
この物語は親の成長記でもあるように感じた。
仕事と恋愛に忙しく、子供に対して無関心気味だった父親が、事件をきっかけに、自身と子供との関係を見直し「子供との関係を深めていこう」「寄り添っていこう」と努力していく。
終始、重苦しい内容だが、読んでよかったと思う。
「心を殺すのは許されるのに、どうしてからだを殺しちゃいけないの?」この言葉が、読後も頭に残っている。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2017年7月31日
- 読了日 : 2017年7月27日
- 本棚登録日 : 2017年7月14日
みんなの感想をみる