Aではない君と (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2017年7月14日発売)
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本棚登録 : 3369
感想 : 333
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もし、自分の子供が人を殺してしまったら・・・・。

この物語の父親のように、子供に寄り添って生きることが、私にできるだろうか。
この物語は親の成長記でもあるように感じた。

仕事と恋愛に忙しく、子供に対して無関心気味だった父親が、事件をきっかけに、自身と子供との関係を見直し「子供との関係を深めていこう」「寄り添っていこう」と努力していく。

終始、重苦しい内容だが、読んでよかったと思う。
「心を殺すのは許されるのに、どうしてからだを殺しちゃいけないの?」この言葉が、読後も頭に残っている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年7月31日
読了日 : 2017年7月27日
本棚登録日 : 2017年7月14日

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