雪の色が白いのは―グリムにはないドイツのむかし話

著者 :
制作 : シャハト ベルント 
  • 三修社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784384037876

作品紹介・あらすじ

ユーモアと風刺。ドイツのもうひとつのファンタジー世界。

感想・レビュー・書評

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  • グリム童話以外のドイツの昔話。
    時々、悪者が得をするような話もあって、後味悪かったりもするが、文字数が少ないのですぐに手軽に読めます。

  • ずっとむかし、雪にはまだ色がありませんでした。雪は、とても自分の色がほしいと思っていました――。
    色をもらいに訪れる雪をせせら笑って追い払う花たちのなかで、マツユキソウだけが雪を哀れんだ。
    雪はなぜ白いのか。なせ、冬に花は枯れるのか。

    古い文献や資料から選びだし、または上流階級の女性たちから聞きとり仕上げられたグリム童話とは別に、北ドイツ地方の最も貧しい階層の人たちによって語り継がれてきたむかし話があります。
    19世紀中頃から20世紀初頭までに、学校の先生たちによって収集されたなかでもグリムの作品集にないものを選んで翻訳。
    皮肉あり、ユーモアあり、時に残酷で、不気味でもあるやや大人向けで物語性豊かな、ドイツのメルヘン作品集。

  • 表紙のデザインにひかれて図書館で借りました。
    学校に行くおじいさんの話が好きです。

  • おもしろかった!どれも短いのでちょこちょこ読むのにいい。

    また、学校へ行ったおじいさん De ol Mann, de wedder na Shol geiht; キービッツとうさんの知恵 Kiwit-Vadder:
    好き。

    魔法の石と鳥とお姫さま Die Prinzessin im Mond; マーティンと勝利の指輪 Soldat Martin; クララブンデ姫 Clarawunde
    すごく古典的だけど、それゆえに好き。

    オンドリとミミズ Hahn und Regenwurm: カオス

  • 装幀・装画/曽根章実代
    本文イラスト/戸部麻子

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