カズオ・イシグロの作品は好きだけど、これは難しかった。
読後、祖母と話すなかで戦中戦後を生き抜いてきた世代が読むのと、戦後、それも平成に生まれ育った世代が読むのとでは受け取りかたも随分違うのだなぁと思いました。
『浮世の画家』もそうですがカズオ・イシグロの日本を舞台にした作品に関しては舞台となっている時代の雰囲気を知っているか否かが共感できるか否かに繋がるのかなと思います。
私自身が年を重ねればまた受け取りかたも変わるでしょうか。何年かしたらまた読んでみたい作品です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海外文学
- 感想投稿日 : 2016年10月5日
- 読了日 : 2016年3月8日
- 本棚登録日 : 2016年1月30日
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