誘惑のシーク (扶桑社ロマンス メ 3-1)

  • 扶桑社 (2006年8月1日発売)
3.28
  • (4)
  • (6)
  • (13)
  • (6)
  • (0)
本棚登録 : 60
感想 : 17
4

レビューがよかったので購入してみた。
シークが男前でかっこよくてドキドキする。なによりも、あちらこちらに香油の良い香りが漂っていて、どんな匂いだろうと想像すると癒される。夜にアロマを焚きながら読むと効果抜群じゃないかなぁ。オアシスに建つアラブの宮殿。咲き乱れる草花と湖、プール。素敵な香りのする香油。行きたくなる。
強引だけど男前でセクシーで一途(?)なシーク。男も惚れるような勇敢ぶり。
シークがかっこよすぎるせいもあるのか、ヒロインが好きになれなかった。口が悪く自分のことしか考えていなくて思いやりゼロ。負けた身分にも関わらず優遇され命まで助けてもらっているのに、それをありがたく思うどころか反感して罵る始末。自分と家族の利益だけを考えて、自分がそれをしたら優遇してくれたシークがどうなろうと構わないといった考えに、前半はイライラしっぱなしで、こんなヒロイン捨ててしまえ、と思った。
それを除けば、ストーリーの展開も波乱万丈で飽きることなく常にハラハラできる。始終かっこよく魅力的すぎるシークのセクシーな誘惑が続いているのでエロさも抜群。それに加えて宮殿の魅力に翻弄されること間違いなし。
★5つけたいけれど、ヒロインが好き慣れなかったので-1で。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: MIX
感想投稿日 : 2012年8月29日
読了日 : -
本棚登録日 : 2012年8月25日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする