愛国者は信用できるか (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2006年5月19日発売)
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感想 : 34
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 右派の論客として理論構成が明解であり、また右左翼を問わず議論を尽くす著者が語る真の「愛国心」とは。

 格好だけのエセ右翼などとは違う。我が国の場合、右派の知識人が少なく左派の愛国者もまた少ない。この人は筋金入りの右翼であるが、暴力、革命を遠ざけており、充分に論議を出来る貴重な人物である。国旗を中心に、何を尊び何を排撃の対象とするのか。その主張の一端を垣間見ることが出来た。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 評論
感想投稿日 : 2010年4月14日
読了日 : 2010年4月14日
本棚登録日 : 2010年4月14日

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