真夜中猫王子 (白泉社文庫 く 3-11)

著者 :
  • 白泉社 (2009年1月14日発売)
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感想 : 6
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1/13購入・1/17読了。
どこかの国の王子様とその家来が魔女ののろいによって猫人形の姿に変えられて異世界の地球・日本のとある学校の中庭に出現。
王子様の猫人形を同じ場所で好きだった日向守永に告白し振られてしまった駒音澄が「日向が猫好きだった」ことを思い出し偶然にも拾う。
そこから始まるコメディ漫画?
結果的な落ちとしては猫王子はもとに戻れるんですがそこまでの経緯がさすが桑田先生といったところ。

ほかにも短編が4つあったはずです。
「プリンス・ガーデン」(どこかで読んだ気がしたが真夜中猫王子の過去モノ。ヴィンセントが主人公でどうしたら王子と仲良くなれるかとかまじめに考えてるお話)
「俎上の恋」(ある少年がつがいの鯉が岸に上がっているのを見つける。片方は死に、片方は生きていたので、一方をお墓に、もう一方は川に戻す。生きていた鯉はなぜか人間になって少年につきまとう。少年は家族を失っていた。鯉と少年は互いに「大事な家族を失った」という共通点をもっていたのだ。だが少年には彼女がいた。彼女はけなげに・・・。いや、そんなまじめなお話じゃないはずなんだけど。)
「鬼籍の人」(ヘレン・ケラーではない。。。字が違うか。主人公の友人は幽霊が好きになる。それは10年も前からずっと変わらない・・・。そんな友人に振り回される主人公とその彼女のどたばたコメディ。)
「海が呼んでるかも」(主人公・佐藤潮也は泳げないが、よく友人の江辻に水泳部の誘いを受ける。そんな海の近くの中学校で起こった、意外な真実の露呈。潮也は実は、「海棲哺乳類」だったのだった・・・。
いやはや、おもろかった。あと書き下ろし漫画自分同人もおもろかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 少女漫画
感想投稿日 : 2009年1月17日
読了日 : 2009年1月17日
本棚登録日 : 2009年1月17日

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