昔話題になっていたけど、その時読まなかったなぁという本を改めて読もうと思い立ち、Kindle Unlimitedで読了。
2001年刊行ということで、当時の自分はまだ学生でだいぶ若かったですが、その頃読んでいてもスッと理解できたのではないかと。非常に読みやすい対話調で、2時間くらいでサクッと読みきれます。
メッセージはシンプルで、試していくこと、変わっていくことの重要性を説くものです。
ビジネスにしろ、10回ためして1回成功すれば良い方だけれど、試した結果の失敗を、単なる失敗として切り捨てるのではなくて、その中には成功の種が潜んでいて、それを見つけ出すためには固定観念に囚われず、考え方やアプローチを変えていくことが重要なのだと。
日々の仕事だと、どうしても「失敗しないよう、万全の計画を立てて…」となりがちなのですが、石橋を叩いていても、元の考え方に必要以上に固執しても、結局それで終わってしまう。だったら色々試してみようよ、という気持ちにさせてくれる本でした。
読み終えてみて、個人的には計画を立てることに全く意味がないとは思わないので、自分なりのバランスを探りながら、ただ今までより少し柔軟に仕事を見てみるコトが大事なのかな、と感じました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ビジネス
- 感想投稿日 : 2017年6月3日
- 読了日 : 2017年6月2日
- 本棚登録日 : 2017年6月2日
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