登山家の話。
女性問題を抱える親友を山で失ってしまう主人公がその原因と思われるナイロンザイルの検証と親友への義と女性への想いも交わり、悩みつつも山へ向かっていく。
職場の支店長の視点で登山とは何かを問いている。
描かれているものは何か?
山という絶対的なモノへの畏怖、憧れ、尊厳とそれに対照的な市井の人間味であろう。
ただ小説のなかに登山家のなぜそこへ向かうかの精神世界か描かれているとは感じない、また、ザイルをめぐる展開が話し全体のバランスからは多すぎると感じました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年8月8日
- 読了日 : 2012年8月8日
- 本棚登録日 : 2012年8月8日
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