ギリシア哲学とアレクサンダー大王、ローマ帝国について学びたくて読みました。村川堅太郎さんの文章は、とても読みやすいです。余談的な豆知識も、とても興味深くて、はるか昔のことでありながら、とても親近感を覚えました。現在もなお、政治学や地政学で取り上げられるローマ帝国による属州の「分断統治」についても触れられています。この本を手始めに、プラトンやアリストテレス、キケロ、シェイクスピアの悲劇、プルターク英雄伝、ギボンのローマ帝国衰亡史、あるいは塩野七生さんの著作など読めば、楽しい読書体験になると思います。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2014年11月12日
- 読了日 : 2014年11月12日
- 本棚登録日 : 2014年11月12日
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