辻邦生の「背教者ユリアヌス」が大好きで、でも時代背景や人間関係が今ひとつ把握できていなかった。
この巻を読み、ユリアヌスの過酷な運命(コンスタンティウス酷すぎ)は、まさに小説向きだったのだとあらためて思った。
古き良きローマは彼とともに滅びたのだと思う。
そしてキリスト教の台頭。一神教の怖さを感じた。
<主な人物>
コンスタンティヌス2世、コンスタンティウス、コンスタンス、ダルマティウス、ハンニバリアヌス、ガルス、ユリアヌス、サルスティウス、ヨヴィアヌス、ヴァレンティニアヌス、ヴァレンス、グラティアヌス、テオドシウス、司教アンブロシウス
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
book
- 感想投稿日 : 2010年4月29日
- 読了日 : 2010年4月29日
- 本棚登録日 : 2010年4月29日
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