ローマ人の物語 (14) キリストの勝利

著者 :
  • 新潮社 (2005年12月27日発売)
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本棚登録 : 528
感想 : 36
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辻邦生の「背教者ユリアヌス」が大好きで、でも時代背景や人間関係が今ひとつ把握できていなかった。
この巻を読み、ユリアヌスの過酷な運命(コンスタンティウス酷すぎ)は、まさに小説向きだったのだとあらためて思った。
古き良きローマは彼とともに滅びたのだと思う。

そしてキリスト教の台頭。一神教の怖さを感じた。

<主な人物>
コンスタンティヌス2世、コンスタンティウス、コンスタンス、ダルマティウス、ハンニバリアヌス、ガルス、ユリアヌス、サルスティウス、ヨヴィアヌス、ヴァレンティニアヌス、ヴァレンス、グラティアヌス、テオドシウス、司教アンブロシウス

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: book
感想投稿日 : 2010年4月29日
読了日 : 2010年4月29日
本棚登録日 : 2010年4月29日

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