この話に萌えとかエロ要素…いらないなぁ
雪名も、焼き芋食べられないくらいで涙ぐむとか…今日日の男子は
ああいうんで萌えるんだろうか…
加えて、設定や展開でもウン?と思うことがしばし。
例えば唯一の肉親が背中で冷たくなりかけてるのに、
気を紛らわせるためか知らないけど、のろのろ世間話を始めたり…。
弘樹の時も思ったけど、状況設定を忘れ過ぎではないか!?
終盤の辺りでも、そんな状況じゃないだろ、という場面も。
扱う材料としては面白くて好きだ
*
今作の舞台は北海道
前作の劇で得た賞金で誠一たちは雛木の祖母の経営する旅館へ
楽しい旅行になるはずだった
誰かがそっと、「嘘」を落とすまでは…
*
私的な話として、冬の北海道に行ったばかりだったので
臨場感が半端なかった
今回の敵は「虚数」
かけて絡めてマイナスとなった感情。事象。
何もかもが嘘の中でいつしかそれが本当となり。
あるいは嘘の中にあるからこそ本当となり。
いつだって強い想いが未来を選び取っていく
とても綺麗な話だなと思った
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ライトノベル(アクション)
- 感想投稿日 : 2012年2月7日
- 読了日 : 2012年2月7日
- 本棚登録日 : 2012年1月20日
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