Wandervogel (ガガガ文庫)

著者 :
  • 小学館 (2010年9月17日発売)
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本棚登録 : 48
感想 : 9
4

異世界ファンタジーもの。
レベルとか設定されてて、RPGっぽかったので購入してみる。

女の子みたいな容姿で、姉に溺愛されてる主人公ユウキ♂。
近年発見されたオーパーツの開拓船で
界外開拓へ向かうことになった姉にくっついて、
船に乗ることになったユウキだが
出発前にひょんなことから、
過去誰も抜くことが出来なかった「勇者の剣」を引き抜いてしまうことになる。

勇者の剣を抜いてしまったなんて周囲にバレたら
世界の平和と救いのために馬車馬のように奉仕しなければならない…

黙っていよう

かくして勇者は誰に知られることなく魔剣を手に
開拓の空へ旅立つのであった。

全体的に
ユル・ギャグ・下ネタ
がふんだんに散りばめられています。
主にセクシー担当のアイがヒドイです。下品です。

しかし文章や会話のテンポはよい。
ライト。超ライト!

方向性としては、RPG大好きなゲーム好きには
多分に楽しめる内容だと思う。

打ち切りにならないといいな。

こんなライトなのに主人公の事情がそこそこヘビーで
それが辛うじて重しになっている
割とない設定だと思う

ふらっと旅に出たい人にオススメ

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ライトノベル(ファンタジー)
感想投稿日 : 2011年7月27日
読了日 : -
本棚登録日 : 2011年7月26日

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