午睡図書室»
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実は敬遠してました、横溝正史。だって、なんだかおどろおどろしい感じがするんだもん。←すごい先入観
小学生の頃、ルパン読んでホームズ読んで、兄は次に乱歩を読んでいたのだけど、私は怖くて読めなかった。何が怖いって、表紙の絵とタイトルがおどろおどろしくて…怖いよう。
そんなわけで乱歩は未だに読んだことがありません。そして、横溝正史も、乱歩を同じ印象を抱いていて、手をつけてませんでした。
…しかし、二階堂黎人の蘭子シリーズは読めるのに…(笑)
が、「孤島フェア」をやった際、『獄門島』があるよん、と聞いて読む気になりました。でも、肝心の『獄門島』が図書館になくてねえ…
せっかくなので、有名な『本陣~』を読むことにしました。
以前、『本陣~』を基にしたミステリをアンソロジーかなんかで読んだのだけど、なんせ元ネタを知らないもんだから、面白み半減だったのですよねえ。
読んでみたら、意外にに(だからそれは先入観…)おどろおどろしくなく、金田一耕助も普通にヘンな人で親しみやすく、面白かった。いったいこの妙な先入観はなんだったんでしょう(笑)
中学か高校のときに読んでたら今よりハマっただろうに…。
金田一ってこんな人だったのね…。なんとなく思ってた想像と全然ちがってビックリした。つか、もっとおっさんだと思ってた(笑)
なんか、二階堂のサトルとイメージがかぶるんですけど、なんでだろう。ぜんぜん違うと思うんだが…。
なんというか、奇妙な密室ですね。時代も手伝ってるんでしょうけど。
確かにこれは、鍵のかからない、部屋が一個として独立しているとは言いがたい日本家屋での密室というのは画期的だったんだろうなあ。
トリックも凝ってるよね。すごく本格の香りがする。まあ、ちょっと怪しい?ところもあるけど、まあそこはそれで;; 琴だの水車だの、こだわってるよな、という感じがします。
それにしても、動機がこれですか…。時代だなあ。とはいえ、今でもそれに似たようなことは少数でもあるのかも?殺人にまでは発展しないでしょうが;;
本編とは全然関係ないんだけど、横溝正史の趣味が編み物で、娘さんのセーターやら毛糸のぱんつやらを編んでいたという話が解説に載ってまして。
それを読んだらものすごく横溝正史が好きになりました(笑
2005-06-10 | comments(0) | やらわ行 | 読み終わった (2005年06月10日)
すごく切ない話でした。
読み始めてすぐ感じる退廃的な空気。
これは嫌いではないのだけど、流れからしてハッピーエンドではないだろうという予感があって、なかなか読み進められず、数年越しの読了となりました。
まあ、推理小説にハッピーエンドを期待するのもどうかと思うのだが──別に期待してるわけではないのだけど──登場人物が、特に好ましい人物が不幸になってしまって終わるというのは、読んでいてとても苦しいんである。
で、なにやらこの本はそういう空気が流れているんだね。裏を返せば、雰囲気作りがうまいといいますか。
で、やっぱりみんな不幸になりました(苦笑)
最後の最後が本当に切ない!
トリックがどうの、とかいう話ではありません。
動機、というのかなこれは…、なぜ殺したか?それがポイント。
でも…やぱりずるい、と思うんだけどな。逃げなんだよねえ。逃げるしかできなかったのだろうな、とは思うのだけど。
愛だの恋だのって文学にすると美しいけど、実際はぐちゃぐちゃな部分てたくさんあるじゃないですか。
もちろんそこらへんもちゃんと書いているのだけど、それをいかにどう美しく書くか、というのが作者のメインだったのかな、と思いました。
2006-01-25 | comments(0) | か行 | 読み終わった (2006年01月25日)
(あ)かるいミステリかと思いきや、何気にブラック。若竹七海は何気にブラック、というの多いですね。中身・題材が重くないものなので軽いと思いきや…精神的に重い、という。
これは、中身というより、犯罪者が軽いというか、おバカ。元警察官の大道寺圭が、おバカな犯罪者をネタに本を書いたら、さらにそういった手合いが寄ってきて…と、こう書くとまさに「軽い」ミステリ。
なんだけど。
そこは若竹七海、やっぱり重いのです。
軽く見せていても、人には何かしら重みを背負っているのです…人知れず。
2006-02-13 | comments(0) | 若竹七海 | 読み終わった (2006年02月13日)
『占星術~』を読んで、どうも御手洗を好きになれなかった&特にすばらしいと思わなかった&大技より小技が好きというわけで、島田荘司、とりわけ御手洗シリーズは敬遠してました。
が、霧舎巧の短編集に御手洗潔が出てくるものがあって、それを読んだら、それほど御手洗はイヤではなくなったので(なぜ)、手を出してみることにしました。
で、たまたま古本屋にあったのでチョイス。
…思ったより良かった。
うーん。たまたま『占星術~』だけが合わなかったのかなあ。
単に『斜め屋敷~』は最後のちょこっとしか御手洗が出てこないから、かもしれませんが(笑)
やっぱり、大技トリックですね。でもこれわりと好きだわ。そのシーンを想像すると、けっこう面白いかも…イヤ人が死ぬのは面白くありませんが;;
殺人のトリックは良かったけど、メッセージのトリックは…うーん。ちょっと他で(推理小説ではなく、頭の体操みたいなもので)使い古された感があるなー。ま、そんなもんか?
読む少し前に宗谷岬に行ったので、あそこらへんか?とか想像しながら読むのも楽しかった。
2005-09-05 | comments(0) | さ行 | 読み終わった (2005年09月05日)
基本的に妊婦しかいない町・通称バルーン・タウンで起こる様々な事件!? もちろん解決するのも妊婦!
…とかいうトンデモ設定。
あ、トンデモ設定というのは失礼かな。トンデモナくありえない設定なんだけど、一応ちゃんと機能してますので。
なんか、もともとSF系らしいですね。<作者
設定にしても推理部分にしても、納得できる部分もあれば、かなりむかついてくる部分もあり…(苦笑)
非常にシニカルに妊娠・出産というものを描いていると思います。よくできた世界観だとはおもうけど、夫を始め家族まで一緒に住んでおらず、いろいろと大変な妊婦に手伝いの人もそう多くはないというのはおかしいと思うんですがね?
つっても、自分は出産を経験してないし、近くにそういう人がいたこともないので(第二子だから)、想像なんですけど。
しかし、妊婦は腹以外透明人間とはよく言ったものだと思う。
2006-01-11 | comments(0) | ま行 | 読み終わった (2006年01月11日)
島田荘司って、こんなのも書く(書いてた)んだ…
…というのが、率直な感想。すごい意外だ。
といっても、これを読んだ時点では、島田氏の作品は『占星術~』と『北の夕鶴~』しか読んだことなかったんだけど。
でも、やっぱり「壮大なトリック」「奇をてらったカラクリ」「密度高めの空気」というのが共通した島田氏の作品イメージなので、それからかけ離れているこの本、意外としかいいようがない。
なんつってもカルいし。すごいカラクリがあるわけでもなく。もんのすごいオーソドックス。
これがいいか悪いかはともかく、島田氏の違う一面を見た、という気はしますね。肩の力を抜いて書いている感じがします。
あ、でも、謎と回答はきちんとしてると思いますよ。
単に私の好みからすると、キャラクターのカルさがなじめなかった&そのカルチャーについていけなかったので、物語としては微妙なんだけど。
まあ、ごくごく普通の推理小説として普通に読めました。
2005-06-15 | comments(0) | さ行 | 読み終わった (2005年06月15日)
あいかわらずガクガクブルブルなタイトルです(笑)…もうあきらめてるけど。
でもって違う作品とリンクしまくり。リンクしてるのはわかるけど、細かいところまで覚えてないので手元にないのがもどかしい。これは作者の誘導なんでしょうか。まあ、そこまで考えてなくても、霧舎巧は単にリンクさせて出すの好きそうだしなあ。この人、キャラ好きそうだよねー。
それはともかく。
けっこう使い古されたカラクリかなあ。このシリーズの性格──金田一少年の次に読む本、というスタンス──から考えると”使い古された”とか”目新しくない”とかいう評価は無視していい気もするが。でも、話の流れからしてカラクリがわかってしまうのはちょっと…カタルシスに欠けてしまいますね。
暗号(?)の件は小技がきいてました(?)ね。自分は気づきませんでした。うかーつ。気づいた人にとっては、小技が利いてたというより、バレバレじゃーん、てな感じなのだろうなあという技なんですけど。
棚彦がだんだん男らしく(彼氏らしく)なってきましたねえ。っていうか、この二人って恋人同士だったんだ…いつなったんだろう(読んでるくせにわからないって一体!でも、棚彦の心中が読みづらくて、いつ琴葉のことを好きになったのかよくわからないのですよ…
2005-07-11 | comments(0) | 霧舎巧 | 読み終わった (2005年07月11日)
裏表紙に
「妄想癖の強い奈津子は"とんでもない推理"を打ち立てるが…」
などと書かれているので、同氏の『麦酒の家の冒険』みたいに、なつこが妄想推理をくりひろげるのかなあ~と思いきや。
けっこう騙されましたね!うそやんこのコピー。
なつこは妄想をするだけだし。推理するのは野間美由紀で、しかも『麦酒~』のように多彩な推理ではない。
中編だからといわれれば長さ的にそれまで、になってしまうのかもしれないけど、それにしても手を抜きすぎ…いや、気を抜きすぎ、かな。
バカっぽさはそれはそれでいいと思うので(好き嫌いはあるでしょうが。これはこれ、ということで。)、こういうタイプの話なら、もっと推理の楽しさ、不条理→条理への変化の過程というものを描いてほしいと思います。
2005-05-16 | comments(0) | 西澤保彦 | 読み終わった (2005年05月16日)
初めはすごいビミョー、と思ったのよ。小鳩くんは小市民小市民言う割に思いっきり顔突っ込んでるし。小市民をめざすからには、その理由があるはずなのだけど、小鳩くんにしても小佐内さんにしてもなかなかそれが語られないのだ。前半はかなりイライラしましたよ…一人称なのに語られないというのが!三人称ならここまでイラつかなかったと思うんだけど。
ついでに私に言わせてもらうと、本当の小市民はテレビに映ってはピースサインをし、インタビューを受けては友人に自慢するものだよ!(笑)いちごタルト事件も犯人がわかってるんだから、長いものに巻かれる…ではなくて、なんていうの?こういうの。とにかく、権力を利用しなきゃ~(学校にチクる・警察利用)
後半になってやっと小鳩くんがなぜ小市民をめざすのかちぴっと語って、少なくとも小鳩くんの事情は非常に納得。でも、やっぱりこの点についてはかなり消化不良感が残ります…表現自体も小市民的で(笑)狙ってんのかな。
小佐内さんも、最後にはキター!という状態になります(笑)ただ、そのキレ方ももうちょっと描写して、それまでの小市民・小佐内さん像をめちゃめちゃに破壊するべきだったかな、と。カタルシスの度合いがいまいちかも…。小佐内さんに関しては一人称がないから、もう少し漫画的描写をしたら良かったのでは。その方が小佐内さんがより面白く描写できたんじゃないかな。
小山内さんサイドの事情を知りたいなあ。小山内さん一人称の続編希望~。
小市民をめざすふたりは、ちょっといじらしい。だけど、なんだかんだいって二人には小市民は似合わないよ(笑)
そのうち、小鳩くんも小佐内さんも、その力(?)をうまく使うことを知る時が来るだろう。健吾から学べるかな?「ばかとはさみは使いよう」、自分の能力や性格も然り…だと思う。
2005-04-20 | comments(0) | やらわ行 | 読み終わった (2005年04月20日)
面白かったです。前作の『~百人一首の呪』より、実際に起きた事件と六歌仙・七福神の謎がちゃんとリンクしていて良かった。
しかし、木村の家の役目はわかったけど、どのようにして発生したのかとか、綾乃はどういう思いで行動したのかが微妙にわかりづらかったのが残念。私が読みきれなかっただけか?こういう流れである以上、最後はああなって当然(というより、ああなるべき)なのだけど、もう少し綾乃に語って欲しかったな~。「思い」は探偵がかたるべきではないよなあと思うので。
前回は何も思わなかったけど、タタルさんて微妙にかっこいいなあ。(微妙に/笑)ところで、タタルと熊つ崎のコンビが、京介と深晴とダブるのは私だけですか。
こういう文学や歴史の謎というのは、まともに論文書いたらツマハジキされるのでしょうが(想像)、推理小説という世界ならOK!なところが推理小説の良いところですね。実際どこまでが本当でどこまでが詭弁なのか…どうなんだろう。実際に和歌をきちんと勉強してきた人の感想を聞いてみたい気がします。
2005-05-09 | comments(0) | た行 | 読み終わった (2005年05月09日)
改めて読んでみて、何気にこの話は緩急──起承転結──がはっきりしていて、小説としてシリーズ他の作品より良くできてるかも、と思った。トムとマーゴレッタ号の追いかけっこはスリリングだし、ポートとスターボードがトムたちを追いかけるのもドキドキですよ。また、占いの伏線もよくできてると思います。成功を収めるウィリアム。
おかげで赤丸急上昇しました。現在2位(2位が3冊…)の位置につけております。
この話にはDきょうだいが出てくるけど、割と影は薄め。主役はトムだからね、しょうがない。
トムってジョンと思考が似てる気がする。やっぱり「お兄ちゃん」だからでしょうか。ナンシイだったら、ドットが言うように問答無用で船を流してしまうだろうけど、トムはそれを決意するまでにいろいろ考えたし、ジョンもそうだろうなあと。
それにしても、保護者が1人いるとはいえ、子供たちだけでこんな旅に出してしまうなんてイギリスってすごいなあ。まあ、時代違うけど。今の日本じゃ考えられないよね?できる子供たちもすごいけど、できるように仕向け、かつ信じて出せる親もすごいなあと思う。
2005-05-05
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comments(0)
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Ransome
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読み終わった
(2005年05月05日)
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再読。初読の時は特にいいと思わなかったけど、今読んでみると秀逸だと思った。
これは、ミステリではあるけれど、どちらかというと青春小説ですね。犯人や謎がどうの…というのがメインではないよね。
自分たちの世界以外にも世界はあるのを知っているくせに、それを馬鹿にして、自分たちの世界で完結させようとしてしまう彼女たち。そういう年頃なんですよねえ。良くも悪くも微妙な、ボーダーライン上にある。
それを抜けて──15年経って、やっと真実がわかるというのは当然のことなのかもしれない。私も、今になってわかったことがたくさんあるもの──思い出したくもないが。(笑)
ちょっと(イヤかなり)ネタバレ↓
唯一本当の犯人がわかっていた人間というのが、初読のときは意外だったのだけど、彼女が「持ち上がり組」でああいう性格で立場だったというのも当然といえば当然なんだろうな。
ラビは、飛鳥に向かって犯人の名を口にはしないという。
「あたしに断罪の資格なんか、ないからさ。~中略~そいつはずっと背負っていくんだ。誰にも告げられない罪を。~中略~犯人を楽にしてやらなくちゃなんない義理なんか、あたしにはないね」
そのとき宇佐は飛鳥が犯人だと思っていたからそういったのだと思うのだけど。もし、もし宇佐がそのとき犯人=飛鳥だと思っていなかったら、彼女はどう言っただろう?犯人をマナミや夏見、サワだと思っていたら同じ答えになったかもしれないと思うけど、他の世界の人──クラスの持ち上がり組の人が犯人だと思っていたら?教師だと思っていたら?
彼女の口からは違う言葉が出てきたのではないか…と思う。
あとさ、どうでもいいんだけど、最近の結婚式って仲人立てないことが多いから、大抵の人はダマされる気がする…;; 私、仲人がいる結婚しきって出たことないもん。だから、仲人がどこに位置するのか知らない……。ええ、もちろんダマされたさ!それに、金屏風に座っているのが誰なのか、最後の方までわかんないんだもんなー。もちろんそこがミソなんだけどさ。
↑ネタバレここまで
夏見、宇佐、飛鳥はキャラがはっきりしてるけど、マナミ、洋子、サワは微妙ですねえ。夏見とマナミは表面的に非常に似ている気が。表面的に同じようになってしまうのはわかるんだな。なんだかんだいって微妙に似通うんだよね、特にツルんでる子同士は。だから、その分バックグラウンドを出さないとキャラ分けがはっきりしなくなってしまうのだと思う。マナミも洋子も、自宅での描写がでてきて初めて違いがわかってきたもの。これは、作者がとかいう問題ではなく、事実として、ね。逆にいえば、そういう部分までよく書けてるともいえるのかも。
ただ、この話でこの長さ(一編が)だと、バックグラウンドを多く書くと蛇足的でだれるので仕方ないところか。
私も女子高だったんですよねえ。ただ、県立だったし中学や大学は併設されていなかったので、「持ち上がり組」「アウター」みたいな枠はなかったけど。
そのせいもあって、非常に共感を覚える…というより、痛い、痛いよ!まさに今自分が30歳で、結婚式場にいる彼女たちとほぼ同じ年齢で、同じ年のころを振り返って読んでいるので…あまりにも自分にハマり過ぎてて痛すぎる。思い当たることばっかりで、今振り返ると、なんて何もわかってなかったんだろうと顔から火が出ますわ(苦笑)
彼女たちみたいに、過去を振り返って、外側から物事を見ることはできるようになったよ。でも、まだ冷静に懐かしく思い出すことはできない──良いことも悪いことも。だから、同窓会には出られないし、出たくない。
いつか良いことも悪いことも懐かしく笑えるようになったら、同窓会に出られるかなあ。それはいつのことだろう…。
最後、夏見と宇佐だったかな?卵の話をするでしょう。あれがとても沁みました。まだキツいね。
ところで、『ぼくのミステリな日常』で箱根に旅行した女子高生の話が出てくるんだけど…もしかしてこの子達?『ぼくの~』が手元にないから確認できないんだけど…。文庫出てたら『ぼくの~』も買おうかなあ。
2005-02-03
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comments(0)
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若竹七海
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読み終わった
(2005年02月03日)
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ハードカバー版も読んだけど、つい最近購入して読んだのが文庫版なのでコチラにしておく→
たしか、『カラスの鍵』だったと思うけど…
シンちゃんがケンイチとルル子にたとえ話でアドバイスして、「これでわからなければバカ」みたいなことを言う(思う)のだけど、すいませんわかりませんでした…っていうか、なんとなくわかっても、そんな化学現象知らないから具体的な物質思い浮かばないし!
シンちゃんには負けるけど、ケンイチもなかなかの頭脳だと思う私。さすが、シンちゃんに似てるだけあるね!
あ、でも、チョコ+ガムは知ってる現象でした。やったことあるある!でも、プチプチ切れるんじゃなくて、ガムが解けちゃってた気がするんですが?どうなんだ。今材料があるけど、もう確かめてみる気にならない…つか、ガムって食べてもいいものなのか?
見えない人を扱った『八百屋の死にざま』。何気にこれが一番恐かった。事件的には恐くないけどね、やっぱ、人の心理って恐ろしいわと思うわけです。それが子供であっても。
恐いのは、犯人の心理よりも、人が死んだ後でさえも犯人を「見えない人」として扱うその心理だ。子供であっても、というより、子供だからこその恐さなのかもしれないですね。犯人の心理はどちらかというと、同感できますね。イヤだからといって殺しちゃダメなんだけどさ。
一方で、教師ってものすごく大事で大変なのだと痛感させられるのです。教師免許持っている人たち、ちゃんとわかって免許取ってるのかな、と思ってしまう……。先生って結局得意な分野を専門にして教えるでしょう?でも、できる人にできない人の気持ちはわからないのですよね。ただ、できる人だってできないことはあるわけで、その気持ちをちゃんと転化して考えて教えられるのだったらいいんですが。
何も知らんくせにでかい口たたくなと言われそうですね。そのとおりですが。あは。
(関係ないけど、私は金八先生を受け付けない人です。いい先生なのかもしれないけど、そういうのを受け付けない人もいるのだよ。)
解説が面白かった。というか、非常に納得!なるほど、確かに蘭子はイグアナ探しなんかしないわな(笑)
2005-02-09 | comments(0) | 二階堂黎人 | 読み終わった (2005年02月09日)
二階堂黎人ってだけで買ったのよね。でも、数行読んだら、表紙とちょっと違って、バリバリのハードボイルドっぽいじゃない。しまった、と思ったよ。だって、私はハードボイルドが苦手。読まず嫌いの気がないとはいいきれないけど、どうも避けてしまうジャンルなのよね。
が、しかし。
これ、い~わ~。(笑)
バリバリのハードボイルド、人生に疲れたニヒルな男が主人公…なんだけど!
人生に疲れたニヒルな五歳児(おとこのこ)って一体。(笑)←ネタバレ
冒頭の、いかにも誤解を狙ってるあたりがいいです。そこでハマったよ。
どうも、パロディ路線のようなのですよね。タイトルからしてそうだし…でも、中身もパロディなのか?ちょっとそこまでは寡聞(読)にしてわかりません。すまぬ。ですが、読み進めていくと、中身はハードボイルドというより本格寄りな感じです。しかも謎的にはまとも。元ネタ知らなくても十分楽しめます。
二階堂黎人(蘭子シリーズ)はちょっと…という人にもお勧め。…でも、ダンナには「文章が嫌い」と言われてしまったが。まあ、これもクセがあるといえばあるからね…そのクセが面白いんだけど。コナンより面白いと思うよ(ギャップ的には)。だって、コナンは中身が大人(つってもたかが高校生だが)なので、いっぱしの口を利いてもあたりまえだけど、この主人公は名実供に……ですから。『』(二重鉤かっこ)のギャップが面白いんだなあ。これは、主人公が心の中で変換している(と思われる)ので、実際の会話はこうだったんだろうなと脳内変換しながら読むと格別に面白いです。
ところでこれ、最初の「弟」探しなんですが…なんで「彼」が「弟」だとわかったの?どうしてわかったのかがわからない…
2004-11-29 | comments(0) | 二階堂黎人 | 読み終わった (2004年11月29日)
やっぱ、お茶(紅茶、もちろんミルクティーだ)とパン、マーマレード、チョコを用意してこれですよ。たまりませんなあ。
ツバメの谷以来、どんどんティティの影が薄くなっております。そこへきてドット登場。ティティ、危うし!
…とかいうのは冗談として、この巻でドロシア(ドット)とディックという兄弟が登場します。わりとこの話自体、ドットの視点が多いですね。なんてったって、ドットは記述者ですから…。
でも、主人公はやっぱりディックだろうな。都会っ子の自分たちが、自分たちの力を駆使して(?)、ムリして相手に合わせているわけでもなく、ツバメ&アマゾンたちに溶け込んでいく姿はすてきです。何気にスーザンたちのほうが見くびってますやね。
それから、ヒソカに影の主人公(と勝手に思っている)なのがペギイ。シリーズを通して、ここまでペギイが描写されてるのってないような気がする。
ナンシイ不在で、一生懸命ナンシイの代わりを務めようとする姿。でも、やっぱりナンシイほどの蛮勇さ(?)は持ち合わせてはいなくて──フラム号の件はペギイをよく表していると思う──。
ナンシイに憧れ、頼りにしつつ、でも自分もナンシイのようになってみたいという気持ちが裏に見えるような気がします。でも、ナンシイにはなれないし、その器ではないこともよくわかってるんだよね。
ランサマイトに100の質問みたいなページがあってね、その中に「一番自分が似ているのは誰」といった質問があったのね。
私はペギイかなあと思っています。好きではないんだが(爆)
なので、フラム号のお話はちょっと涙を誘うよ(苦笑)
そういえば小学生の頃、この本にあった手旗信号を書き写して覚えようとした記憶があります。
全然覚えませんでしたが。
2005-01-05
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comments(0)
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Ransome
|
読み終わった
(2005年01月05日)
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