小川洋子さんの本はこれで2冊目だけど、この雰囲気好きだなぁ。不思議な余韻を残す夢の中みたいな物語。目覚めたら細部は忘れてしまうような。「夜明けの縁をさ迷う人々」っていうタイトルは秀逸だと思いました。
ラストの「再試合」がまさに悪い夢的でお気に入りです。他には「教授宅の留守番」「イービーのかなわぬ望み」「お探しの物件」も好き。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
奇妙な味・奇譚物
- 感想投稿日 : 2015年8月6日
- 読了日 : 2015年8月5日
- 本棚登録日 : 2015年8月5日
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