基本的に後味の悪い12のホラー短編集。
すごく良質ホラーを読んだーという気分になりました。読んでいて途中あぁこういうオチなんだろうなぁと予想はつくんですが、それでも怖いものは怖い。
表題作の「よもつひらさか」が一番好きです。物語後半になるにつれてじわじわした恐怖が忍び寄ってくる感じがたまりません。鳥肌たったー。
あと「双頭の影」の物語を売る骨董品屋の設定は短編にしておくにはもったいない気がしました。あれで他の短編も詰め込めば一冊本ができそう。
「穴二つ」も好きです。これだいぶ前の世にも奇妙な物語でやってた気がする。これが原作だったんですね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ホラー
- 感想投稿日 : 2011年11月5日
- 読了日 : 2011年11月5日
- 本棚登録日 : 2011年11月5日
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