怒り(下) (中公文庫)

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著者 : 吉田修一
鮎さん ミステリ   読み終わった 

下巻。
ミステリのカテゴリに入れましたが、ミステリというよりも「人を信じる」ということをテーマに据えたヒューマンドラマのように感じました。愛する人を疑わずにはいられなかった人、信じてた人に裏切られた人…1つの殺人事件に翻弄された、それぞれの物語。人を信じるって、口で言うほど簡単じゃない。
善人の皮を被って日常に溶け込んでいた犯人のイカレ具合がじわじわ恐ろしい。ラストには山神の犯行の動機などが解明されると思ってたけど、その面ではちょっとあっけなかったかな?山神の怒りとは何だったのか。…でも、それ以上にそれぞれのストーリーが読みごたえがあり、泣けました。
映画は未見ですが、いいキャスティング。映画も見たい。

レビュー投稿日
2017年12月8日
読了日
2017年12月8日
本棚登録日
2017年11月30日
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