文学会議に出席する文学者のクローンを作成するという表題作のほか、パンクな少女がスーパーマーケットを襲撃する作品「試練」の中編2作を併せた本。
文学会議は、話の導入部分はおとなしく始まるものの、すぐにギアはトップに入り、わけのわからない方向に。
そういえば、試練も同じように、静かに始まったはずが、いきなりトップギアに。
こういう作品は、考えながら読むよりも、その展開の場面を楽しんで波に乗っていくタイプの作品だと思います。
深く考えるというより、場面場面の絵が浮かび上がってくる。その場面展開はとてもシュールです。
が、そういうところは面白いけど、私はすこし苦手。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年1月20日
- 読了日 : 2016年1月20日
- 本棚登録日 : 2016年1月19日
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