ハノイ駐在になった銀行員が発電所建設のファイナンス部分を勝ち取るために東奔西走するもアジアの各通過が下落して通貨危機が起こり…みたいな話。お約束の現地女性との関係も描かれる。
とりあえず、金融用語が全く理解できない。理解できなくても話しはわかるがそれなりにしんどい。
また前半はベトナムの当時の状況説明がほとんど。しかも全体的にベトナムのダメなところばかりを描写するので読んでいる側もげんなりする。
物語の本筋と並行して、アジア市場で急成長する香港の証券会社の成功から倒産までも描かれるが、それが本筋とどう関係あるのか… 彼らが倒産することで主人公の銀行もえらい目にあうのだが、それのためにあそこまで描く必要があるのかよくわからない。
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- 感想投稿日 : 2018年1月5日
- 読了日 : 2018年1月5日
- 本棚登録日 : 2018年1月5日
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