読了:2011/5/14
立人…よかったな!!!
…とりあえず最初はそれw
花鹿の出生がクインザにばれ、暗殺未遂となるまでのシークェンスがとても好き(第43回)。ラギネイではなく、ローゼンタールの確執が花鹿を殺す、とか…。「彼女は本来/あなたの言葉をもっとも近くで聴くはずでした…!!」とか。
そのあとも、ルマティ…大人になったなぁ…とか、相愛となった後の立人の、「おまえは何も心配しなくていい」の表情とか、すごく良かった。
ずっと気になっていた、キャスリーンとマハティは二度と会うことはなかったのか、なかったのなら二人はそれでいいのか、というわだかまりは、
「二度と会わないこと、それが彼女の私への愛なのだと、痛いほどわかった」
このセリフで見事にほどかれてしまった…すごいよ樹さん。
ああ、そして、最後のモノローグは泣きそうだった。
彼の恋から始まった物語が、彼の死で閉じられることが、ものすごくさみしかった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コミック
- 感想投稿日 : 2011年5月15日
- 読了日 : 2011年5月14日
- 本棚登録日 : 2011年5月15日
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