発売日の3日後くらいに本屋に行ってみたのだけど、案の定通常版しか見当たらず、今回の限定版の小冊子はなんだか気合が入ってそうだったので、結局ネット青袋さん注文してしまった。
最遊記→最遊記RELOAD→最遊記RELOAD BLASTということで、最終章突入。作者さん復帰できて本当に良かった…しかも予想よりはるかに早く復活というか、もうちょっとゆっくりでも良さそうなのに、復帰してからの仕事量容赦ないな…いやまぁどこまで本人かかわってるのかわからないけども。ともあれ良かった。
ゆっくりでもとは言いながらも、かなりお久しぶりの本編新刊。
ずっと新キャラ→シリアスみたいな流れが続いていたので、何だか初心に戻ったような、移動→襲撃→無敵→移動みたいな懐かしい展開にちょっとほっこりする(え)。
いつになったら着くんだと思っていたけど、BLASTになったら既に西域に入っていた。おおお!?一気にチベット風に。まさに資料!みたいな風景とか衣装とかが多い。でもチベット風各キャラカット好きだ。
そんな感じでちょっと落ち着いて見えるけれども、ここから先は全シリーズ入り乱れとのことで、確かに外伝と繋がりつつある。紗烙三蔵法師登場でこの巻は終了。
巻末に、もはや読者層のどれだけに伝わるのかというまさかの王道『転校生』ネタぶっこんできた(笑)。
小冊子はフルカラー!ゼロサムWARD全6回イラスト連載だった『賽遊記 -Dice of Destiny-』ってのをまとめたもの+α。
「おふざけの過ぎる企画」とのことでつっこみどころだけで構成されてますが(笑)、要は「何処で誰が何をした」ってのをサイコロランダムで出たのを描きましょう。読者からも賽の目募集しましょうってやつです。
峰倉さんの絵は、線もガッツリしてるのであまり細かい描き込みには目がいかないこともありますが、さすがにイラストになると描き込み量が半端ない。そうか、この人結構写実にこだわる方だったのか…(今更)。
作者さんも無事復活して、最終章に突入して、心機一転リセット完了した感じ。最近の他作品とか画集とかは見ていなかったけれど、絵もだいぶ落ち着いたような。最近は惰性で買っていた気もしたけれど、ここでなんだかスッキリして、さてラストまで一気に駆け抜けていただきますか!と腹を括れた気持ち。
- 感想投稿日 : 2012年7月4日
- 読了日 : 2012年7月3日
- 本棚登録日 : 2012年7月4日
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