過去に起こした事故のために、大切なものを失ってしまう。
そして、それが始まった時、彼はそうであるとも知らずに自分で決めたことだと思って、仕組まれた最悪な状況に進んで身を投じてしまう。
ゴダードの作品は常に多くの事柄が関連していて、自分の意思で進んだと思いきや、仕組まれていたことばかりで、読んでいてとても怖くなる。
それでも多くの歴史的な事柄や謎がいろんなところに散りばめられていて、どんどん先を読みたくなる。読めば読むほど主人公は悲惨な状況になっていくのに、それでも面白いと感じてしまう。
悲惨な結末だったにも関わらず、主人公が立ち直っていきそうな予感をもたせて物語が終わるので、暗い気分にもならない。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年8月12日
- 読了日 : 2012年7月6日
- 本棚登録日 : 2014年8月12日
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