スワロウテイル/初夜の果実を接ぐもの

著者 :
  • 早川書房 (2013年7月25日発売)
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感想 : 1

『ツァラトゥストラはかく語りき』を意識しながら形而上学的だったり科学的だったり,物語もA,B,Cパートに分かれ異なった時代の異なった人物の物語が平行して語られ,しかもみな「揚羽」。難解だった。
C-娘の揚羽と年を重ねた陽平。Aー女性自治区へ行った最初の揚羽。Bー揚羽を名乗る真白。
Bの鏡子は椛と揚羽と真白の本質に近づきつつある。Cの鏡子は見張られて過ごしている。Aの揚羽があまりにも魅力的だから、難解でも食いついて最後を知りたくて読んだ。できればシリーズ全部をもう一度読みたいと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: SF
感想投稿日 : 2016年8月18日
読了日 : 2016年8月18日
本棚登録日 : 2016年8月18日

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