『ツァラトゥストラはかく語りき』を意識しながら形而上学的だったり科学的だったり,物語もA,B,Cパートに分かれ異なった時代の異なった人物の物語が平行して語られ,しかもみな「揚羽」。難解だった。
C-娘の揚羽と年を重ねた陽平。Aー女性自治区へ行った最初の揚羽。Bー揚羽を名乗る真白。
Bの鏡子は椛と揚羽と真白の本質に近づきつつある。Cの鏡子は見張られて過ごしている。Aの揚羽があまりにも魅力的だから、難解でも食いついて最後を知りたくて読んだ。できればシリーズ全部をもう一度読みたいと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2016年8月18日
- 読了日 : 2016年8月18日
- 本棚登録日 : 2016年8月18日
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