amazonのレビューにリアルRPGを読んでいるみたいだというレビューがあったが、まさに同じ印象。ミドリムシを使って世界の食糧、エネルギー、環境問題を解決するという使命感のもとに続々と仲間が集まってくる。その過程には様々な困難が待ち受けている。自分自身のコンプレックス、提携先のライブドアが引き起こしたライブドアショック、資金ショートの危機など様々だ。だが、その度ごとに仲間が現れ、手を差し伸べてくれる。そして、誰もなしえなかったミドリムシの大量培養に成功し、資金援助をしてくれる提携先もみつかり、いよいよミドリムシが世界を救う日が近づいているのかもしれない。その日が楽しみで仕方ない。特に著者がこれまでのミドリムシ研究に努めていた方々に感謝の意を述べているところはすごく好感を得た。
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開発
- 感想投稿日 : 2013年2月19日
- 本棚登録日 : 2013年2月19日
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