『火星航路』がよかった。著者の作品のなかでは長い部類に入るかな。退屈な宇宙船生活で生まれた淡い変化がなんとも純粋でほほえましく、最後は少し胸が熱くなった。
宇宙旅行という近代的な舞台設定、時代を感じる文体と口調。相反するこの2つが、かえってロマンチックな雰囲気を作り出していた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説(日本)
- 感想投稿日 : 2014年11月25日
- 読了日 : 2014年11月17日
- 本棚登録日 : 2014年11月17日
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