プログラマーが教える仕事術の本。
内容は、「テンプレート作成や単語登録をしておくとメールの作成が速くできる」というライフハック的なものから、チームマネジメントのことなど、多岐にわたる。
仕事のうえでの対応等を、プログラマーの初心者にすべて置き換えてるのが面白い(例えば「事前に行動計画をイメージしておくこと」を「プリフェッチ」と言ったり)
≪プログラマーは「来週の自分は他人だと思い、常にいつ読んでも理解できるプログラムを書く」ことを徹底する。≫
後から読み返して、「あれ、こんなこと書いたっけ?」って思うことや、「自分で書いた文のはずなのに全然要領を得ない」ってこと良くある。
「来週の自分を他人と思」って、書き残すようにするといいかもな、と思った。
また、
≪プログラマーは自分の興味のある情報を収集するために、むしろ情報を発信す≫
という記述には納得した。
著者の清水亮さんのブログを購読してるのだけど、著書でのクールな語り口と、ブログで好きなもののことを書く時の熱量(タブレット型コンピュータ「enchantMOON」の記事とか)の差も、なんだか面白かった。
(そういえば、「教養としてのプログラミング講座」が積ん読になってる…)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
IT
- 感想投稿日 : 2016年7月16日
- 読了日 : 2016年7月15日
- 本棚登録日 : 2016年5月14日
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