この小説の舞台となった外国樹見本林に行ったので読んでみた。
愛と憎悪に揺れる辻口夫婦の心理描写がうまい。自分の娘を殺した犯人の子を養女にするという信じがたい啓造の決断も、その葛藤がよくわかるので納得できた。
陽子は上巻の終りではまだ子供だが、下巻でどのように成長してくるのか楽しみ。
読書状況:読み終わった
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その他小説
- 感想投稿日 : 2017年7月20日
- 読了日 : 2017年7月20日
- 本棚登録日 : 2017年7月20日
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