ファンタジー、ホラー、フォークロアの要素を巧みに融合した世界観が素晴らしく、いつまでもこの作品世界に浸っていたい気持ちになりました。
冬と春の間に二週間だけあるとされる「雷季」の設定や、風霊鳥、墓町、闇番、鬼衆などの不思議さを感じる数々のものにも想像力を掻き立てられます。
長編ならではと言えそうな構成の工夫もあり、興を削がれることなく最後まで楽しめる作品でした。
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- 感想投稿日 : 2015年10月19日
- 読了日 : 2014年9月20日
- 本棚登録日 : 2014年9月16日
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