少女と呼ばれていた頃。なんにも知らないふりをして、なんでもわかった気になった。ひとり、を決然と受け入れていた。
大人と呼ばれて久しい頃。なんでもわかるふりをして、なんにも知らない、本当は。ふたり、を漫然と受け入れている。
すみれの花の砂糖づけは、甘くて、甘くて、ほろ苦い。
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- 感想投稿日 : 2015年11月7日
- 読了日 : 2015年11月6日
- 本棚登録日 : 2015年11月7日
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