訳がこなれていなくて、ちょっと読みづらかった。
表題から、色々な数学者が考えた賭け方のアルゴリズムが、そのエピソード等共に紹介されるという内容を期待したのだが、(そういった内容も一部あったものの)司法捜査がどうだとかいうどうでもいい話が多く、あまり楽しめなかった。
表題に反し、「ケリー基準」なる賭け方が本書の主題になっているが、その説明が不十分だし、他の手法との比較も、グラフ等による比較はあるものの、抽象的過ぎて、客観的に良否を判断するのは困難。
まあ学術書ではないので、そういったことよりも科学者等に関するエピソードを楽しめということなんだろうけど、その部分も読みづらくてあまり楽しめなかったのは残念だった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
科学読み物
- 感想投稿日 : 2015年12月24日
- 読了日 : 2015年12月24日
- 本棚登録日 : 2015年8月17日
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