天才数学者はこう賭ける: 誰も語らなかった株とギャンブルの話

  • 青土社 (2006年11月1日発売)
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本棚登録 : 439
感想 : 32
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訳がこなれていなくて、ちょっと読みづらかった。

表題から、色々な数学者が考えた賭け方のアルゴリズムが、そのエピソード等共に紹介されるという内容を期待したのだが、(そういった内容も一部あったものの)司法捜査がどうだとかいうどうでもいい話が多く、あまり楽しめなかった。

表題に反し、「ケリー基準」なる賭け方が本書の主題になっているが、その説明が不十分だし、他の手法との比較も、グラフ等による比較はあるものの、抽象的過ぎて、客観的に良否を判断するのは困難。

まあ学術書ではないので、そういったことよりも科学者等に関するエピソードを楽しめということなんだろうけど、その部分も読みづらくてあまり楽しめなかったのは残念だった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 科学読み物
感想投稿日 : 2015年12月24日
読了日 : 2015年12月24日
本棚登録日 : 2015年8月17日

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