センサーにより人間の行動データを計測し、得られたビッグデータを基に、物理現象ではなく、人間の幸せや仕事の生産性といった、これまで客観的な測定が難しいと考えられていた社会的な現象を測定するというお話。
直観に反する結論が多く、データに基づいていなければ、こんなの文系の戯言だと一蹴したいところだが、(元となる論文は読んでないが)ちゃんとしたデータの解析に基づいた結論であることから、話としては重い。
ただ、データに基づく結論の内容によらず、著者の科学に対する考え方、取り組む姿勢、ものごとの捉え方等か非常に斬新で、かつ心情的に非常に共感できることから、内容的に理解できていないことは多いが非常に楽しめた。
もう1度読んでちゃんと内容を理解したいと思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
科学読み物
- 感想投稿日 : 2015年6月14日
- 読了日 : 2015年6月13日
- 本棚登録日 : 2015年6月13日
みんなの感想をみる