「困ってるひと」とは一転して舌鋒が鋭いなぁという印象。
前回のエッセイと視点が異なるのかと言えばソレはない。
言い回しの違いと言えばいいんだろうか?
前回は医療関係者や日常的に病院に関わらない人にも分かるように、平易なことばで書かれていたけれど、今回は対談相手が医療関係者である場合、専門用語が頻繁に出てくるので「おや? あれ?どんな意味だっけ」となる事が多かった。
対談のメンバーは普段、私が目にする方とは違うので、この機会に一般向けにアピールを狙ったほうが良い議題ではあると思う。まじめに読むと実に興味ふかい(といってもそんなに理解出来てるとも思えないけど)
一般向けに書くならば、編集者さんはもっと注釈入れるなりことばをひらくようにしたほうがよかったんじゃないかしら、と。
内容は面白いのに、構成の読みつらさもあり、若干もったいない気がしている。もし文庫化されるのであればぜひそのあたりをソフトに!と願うばかりです。
読書状況:読み終わった
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教養
- 感想投稿日 : 2014年9月28日
- 読了日 : 2014年9月28日
- 本棚登録日 : 2014年9月28日
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