あーやっぱり……と思うけれど、やっぱり少し遠い気がする。彼がそこまで追い詰められたのは何故だったんだろう。ここまで健全な母親と幼なじみを持ってしても祓えない闇ってなんだったんだろう。単純に病気だったんだろうか。
彩紀ちゃんが能のお仕事につくのは物語上正しいんだろうなと思うけれど、結局弓道を続ける人は居ないのね。みな神職かお能に進んでしまうのか。あまりにも都合の良すぎる女子で可哀想になってくる。主題がお能だから仕方ないんだろうけれどもNaturalから読んでると切ないものを感じる。
あれか、やっぱり驚きが最終巻当たりでみられるのか……いや無いだろうなぁ。
個人的に新しい登場人物を出して、その人に関わるエピソードとお能で物語を作るよりは、既に居る人たちの裏側とお能が絡む物語を読みたいのは単純に好みの問題だよね。
これだけ登場人物出てきて、それぞれに掘り下げが無いのが寂しい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
マンガ・ライトノベル
- 感想投稿日 : 2016年3月14日
- 読了日 : 2016年3月14日
- 本棚登録日 : 2016年3月14日
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