一分間だけ (宝島社文庫) (宝島社文庫 C は 2-2)

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  • 宝島社 (2009年6月5日発売)
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僕自身がペットを飼っていないからだと思うが、共感よりも先に人間の身勝手さが鼻についてしまった。決して人を裏切らない純粋な愛ゆえに、それに応えるには中途半端な覚悟ではダメなのだと思う。
あらすじ(背表紙より)
ファッション雑誌編集者の藍は、ある日ゴールデンレトリバーのリラを飼うことになった。恋人の浩介と一緒に育て始めたものの、仕事が生きがいの藍はは、日々の忙しさに翻弄され、何を愛し何に愛されているかを見失っていく…。浩介が去り、残されたリラとの生活に苦痛を感じ始めた頃、リラが癌に侵されてしまう。愛犬との闘病生活のなかで、藍は「本当に大切なもの」に気づきはじめる。“働く女性”と“愛犬”のリアル・ラブストーリー。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 家族
感想投稿日 : 2016年10月31日
読了日 : 2016年10月18日
本棚登録日 : 2016年10月31日

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