平野さんが敢えて擬古文に挑んだ作品。
何故にわざわざ・・・と思わないでもなかったけれど、
古典的風合いと蝶に誘われ迷い込む夢幻のような世界との調和が
どことなく「高野聖」を彷彿させとても美しかった。
蝶やら蜻蛉やら簡単に羽がもげそうな昆虫は苦手だったけど
平野さんの美しい描写に克服できそうな予感・・・。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2010年2月25日
- 読了日 : 2010年1月31日
- 本棚登録日 : 2010年1月31日
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