1968〈下〉叛乱の終焉とその遺産

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  • 新曜社 (2009年7月1日発売)
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感想 : 12
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全共闘運動の後半に入る。やはり文献資料を吟味し、その実証的研究は評価できる。いかに当時のマスコミ、政党機関紙が事実を歪曲していたかがわかる。取りあげられているのは「武装闘争」に突入した、いわば「最前線」である。ないものねだりだが、杉の棒での防衛、ハンスト、討論会など多様な形態の闘争は存在した。
だからあくまでも「最前線」のマスコミなどで取り上げられた部分の記述であるので、それを考慮に入れないと誤解を生む危険性がある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 研究書
感想投稿日 : 2013年7月30日
読了日 : -
本棚登録日 : 2013年7月30日

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