「伝える職人になりたい」山口智子は言う。
日本にはいっぱい、いいものがある。それを伝えたいという。
「どうやって、うるしを口で感じてもらえるか?」
使う人のわがままと職人のわがままがワイングラスをうるしで
包んでしまった。そんなグラスも本をかざる。
「自分も世の中の借景である。」
生きている空間も含めて物とかに敏感になる。
物も人も緊張感をもって、世の中の風景に溶け込む。
そして、日本は空気と同じものと気づく。
豊潤な言葉と美しい写真。「掛けたくなる軸」は
あげたくなる本です。
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- 感想投稿日 : 2011年3月26日
- 読了日 : 2011年3月26日
- 本棚登録日 : 2011年3月26日
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