夜が明ける少し前、
明るさも
暗さも無い色に
揺り起こされる事がある。
(あ、部屋が青い…)
まどろみの中で
誰かがしっ、と唇に指をあてるから
私はもう一度
沈む様に眠るより他にする事がない。
海の底の様な
空の深さの様な
私達の寝床はブルー。
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- 感想投稿日 : 2015年2月17日
- 読了日 : 2015年2月17日
- 本棚登録日 : 2015年2月17日
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