「二つの文化が出会うと、文化と言語に避けられない摩擦が生じる。二つの文化が一つの言語を共有している時でさえ、それぞれの言語は、他方の文化にとっては異なる文化的価値観のなかに置かれている。第三千年紀になって、世界中の文化間でほとんど瞬時にコミュニケーションが行われるようになると、ミスコミュニケーションも同じくあっという間のできごとになるかもしれない。」
確かにそうだけど、雑多な事象を取り上げただけに終わっている本作は、結局異なる文化でどうしたらコミュニケーションが可能になるのかという核心には触れていない。多方向性の関係の中で、理解してもらいたいという想いと理解したいという気持ちが、うまく合致するプロトコルはどうあるべきなんだろうか?
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
グローバル
- 感想投稿日 : 2013年8月17日
- 読了日 : 2013年8月17日
- 本棚登録日 : 2013年8月17日
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