本書の言う「見える化」とは、つまり人生にかかるお金を長期的にチェックしようというものだ。しかし、そのために、わざわざ「損益計算書」と「バランスシート」を作るメリットがハッキリしない。企業とは違い、一般のサラリーマン家庭では、毎年のように損益が大きく変化することは稀なため、かなり長期間(十数年以上は)続けないと、「見える化」できず、ほとんど意味が無いからだ。そんなに長期間も作成を続けられるなら、形式は何でもいいのでは?と思う。
お金に関する考え方は、著者の他書に述べられたことと同じで、目新しいものはなかった。例えば、
・公的保険は意外と充実しているので、民間保険はいらない。
・都市部では、維持費のかかる車はいらない。
・住宅は、価値が下がる傾向にあり、資産にならない。
・浮いたお金で、資産運用
など。
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- 感想投稿日 : 2014年11月9日
- 読了日 : 2014年11月8日
- 本棚登録日 : 2012年5月4日
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