方丈記は実は文庫本にして20頁に満たない程のものであるとは知らなかった。
「草枕」の出だしとゴロの流れは全く同じと云うのは誰しもが知っていることだろう。
そして中身を読み進めると、終始漂う厭世感は、聖書のコヘレトの言葉(伝道の書)と同内容と言える。
歴史のフィルターを経過して残っている書物には、国の違い、時代の違いを超えて、真理としての共通点が有るのだろう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年10月13日
- 読了日 : 2016年10月13日
- 本棚登録日 : 2016年7月25日
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