内閣官房主導の外交政策への潮流を、省庁縦割りの非効率性、小泉の党内基盤の弱さ、世論の後押しなどを理由に解説。内容としてはあくまでもイラク特別措置法等の成立過程などをなぞっている。内閣官房副長官の重要性もといている。石原信雄、古川貞次郎ら。中曽根と小泉が似ているという指摘も良く聞かれるね。政策立案過程の研究に使えそうな一冊だが、それには内容が若干薄い。でも分かりやすくて面白かった。
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- 感想投稿日 : 2006年4月1日
- 本棚登録日 : 2006年4月1日
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