ぼくはシロ
ミキちゃんのイヌ
ぼくは、いつも楽しくて、うれしくて、
しあわせだった。
大好きな飼い主を突然亡くした犬のシロが
悲しみを乗り越えていく姿を描いたなんとも胸をうつ絵本です。
飼い主である子供が
動物より先に亡くなってしまうというストーリーが
かなり衝撃的で
当時話題になりました。
自分自身、今まで数え切れないほどの別れを経験してきたけど、
そのたびに傷ついて傷つけて、
いつも同じところで
つまづいて泣いています。
いろんな別ればかりの世の中やけど
人が成長していくためには、
別れは絶対に必要なこと。
それは大人であっても子供であっても
すべて同じだと思う。
だからこそ小さな子供にも読んでほしいし
自分がいつか死ぬということを感じ続けていたい。
楽しいことや美しいことをもっともっと知りたいし
後悔なんてしたくない。
この作品を読んで
いろんな別れを恐れることなく
いつか来るその日のために
楽しい思い出をたくさん作っていきたいって思いました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2010年3月4日
- 読了日 : 2010年3月4日
- 本棚登録日 : 2010年3月4日
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コメント 1件
円軌道の外さんのコメント
2012/04/26