日米密約 裁かれない米兵犯罪

著者 :
  • 岩波書店 (2010年4月29日発売)
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第一次裁判権放棄

なぜ米兵犯罪があんなに軽く処断されるのか

その理由がこの本でわかった。

はっきり言って
「独立した法治国家を名乗っているのが恥ずかしい」

基地の周りでは暴行や不法侵入などは日常茶飯事だが、警察はあまりまともにとりあってくれないのであきらめムード

為政者の「よくわからない事情や都合」によってあの狭い地域に75%もの米軍基地が集中している沖縄の人達を苦しめ続けている

尖閣や竹島といった領土問題を意気揚々と語る政治家も沖縄には触れない

国土を守ると言いながら日米同盟の堅持等、対米盲従路線を言い、沖縄を置き去りにする

本当に沖縄は疎外感や「本当に日本なのか」という不信感を抱いて独立しても仕方ないと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 法律
感想投稿日 : 2012年12月9日
読了日 : 2012年11月25日
本棚登録日 : 2012年11月25日

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