「ここで死神から残念なお知らせです。」に続く、死神さんシリーズ2作目。
やっぱりシリーズ化ですね。
今回も、美形だけど性格に難ありの余見のお仕事が衝撃的すぎてw
今までこんなに勝手で酷い死神が出てくる話を見たことないので。前回も振り回されましたが、今回もすごく振り回されてしまいました。読んでるとほんとに動揺してしまうのです。
自分の死に自覚がない人々が、自分の死と初めて向き合った瞬間がそれぞれの立場から描かれています。
シビアでしたね…
あがいたり、あきらめたり、すがってみたり。
なのに余見は死神だから、人情味なんてまるで無いしw
死は恐怖で畏怖するものだけど、その重々しい死の一つ一つを余見はビジネスライクにこなしていきます。
でも感傷とか悲哀とか情けとか、一切ないのがかえって清々しくもあります。さらに今回はちょっと意地悪でした!
性格悪いな~と思うけど、死神なのでつっこめません…w
前作でも思ったけど、今日できることは今日やる!先延ばしにせずに今やりたいことはやっとく!
としみじみ思わせる話でした。
天堂さんにはびっくりです…
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年8月31日
- 読了日 : 2016年8月31日
- 本棚登録日 : 2016年8月31日
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