「プリティ・ベイビィズ」コミカライズ2作目。
今回はベイビィズの一人、刑事の伊吹由利と、その上司でキャリアの桐谷がメインです。
ビジュアルがとにかくツボなcpでした。ステキなんですよ。攻は男くさくて強そうで、受は年上で上司なのに美人。
…ところが、由利は一匹狼でコワモテな見た目に反して世話好きで繊細だったり、桐谷はデキそうでいてお坊ちゃまのせいか家事も整理整頓も髭剃りも下手くそで、生活力がなさそうだったり…そんなギャップにきゅんきゅんさせられてしまったのでした。
ストーリーは、刑事ものっぽくかなりスリリングな展開でした。冒頭、怪我をした由利が桐谷の部屋に転がり込んでくるところから始まってるんですよね。きっと、原作読んでいる方にはそれまでに何があったのか理解できるんでしょうね。
ベイビィズの秋守が拉致されたのを由利が救出した、というのは何となく読み取れました…
由利は寡黙で感情を外に出さないので分かりにくい男なんですが、そんな彼が本心を告白するシーンには思わずぐっときました。
由利を想うあまりの桐谷の葛藤と決断もうるっとさせられてしまいました。一生、ひげは由利に剃ってもらってください。
ベタな展開だとわかっていてもハマってしまう、魅力あふれるストーリーでした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
麻々原絵里依
- 感想投稿日 : 2014年2月12日
- 読了日 : 2014年2月12日
- 本棚登録日 : 2014年2月12日
みんなの感想をみる