「イベリコ豚と恋と椿。」の続編。イベリコ×椿cpより萌えてしまった、2年生資源ゴミ担当の源路×3年生プラゴミ担当の吉宗の話。1冊丸ごと彼らのことがたっぷり読めて満足です。
とにかく吉宗のキャラに魅かれてしまいます。
彼が背負っている過去を知ってしまったせいか、時折見せる高校生らしくない暗い表情のせいか分からないんですが、ドキッとする色気があってどうしても目が離せません。
そんな吉宗に、源路がどんどん惹かれていくのが伝わってきて切ないです。
源路はガタイがよくて無口で男っぽい、ツボど真ん中な年下攻キャラです!そしていくら頼もしくて男っぽい外見でも、恋に関しては10代らしく年相応に純朴で、しかも本能に逆らえないところがまた好感。
恋の奴隷ですね。振り回されてますよね~
かわいそうになってしまいます!
でも吉宗の過去の傷もわかるだけに、源路の想いがさらに一途で真摯なものとなって、彼に信じてもらう以外に方法はないのでは…?
傍目から見れば吉宗は小悪魔なんだろうけれど、トラウマのせいでどうしても身体が心に伴わないんでしょうね。
悶々としてみたり、がっついてみたりする源路だけど、ほんとにやさしくていい男です。コミカルな場面の二人には、とてもキュンキュンさせられます。
彼には吉宗を幸せにするだけの力があるように思えるので、吉宗に女を紹介されたり素っ気なくされてもwめげずに頑張って欲しいです!
エロ的にも胸にキュンとくるものがあって、ストーリーも面白かったけど…これ続くんですね。
このまんま、もだもだがさらに続くとしたら、ちょっと気を持たせすぎです。大した事件もなくてストレス溜まります…
二人の関係性は充分理解したので、次回は思いも拠らなかったようなドラマティックな展開になることを期待します。
- 感想投稿日 : 2014年10月14日
- 読了日 : 2014年10月14日
- 本棚登録日 : 2014年10月14日
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