著者曰く、「中国人は善悪のレンジが非常に広い」とのことですが、この本では、日本人としての感覚では「悪」の部分がたくさん取り上げられています。
が、善悪はあくまでも相対的であったり、時代や土地によって左右されたりするもの。
そういう目で見た方が、中国人の本質が見えてくるように思いました。
確かに行為そのものだけを見れば「残酷」な事象がたくさん取り上げられていますが、そこに至る過程は、完全に同意ではないものの、納得できる部分が多々あるように思います。
そういう意味では、人間は、多少の時代の違いや土地の違いでは、変わらないのかもしれません。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
図書館で借りた本
- 感想投稿日 : 2015年5月25日
- 読了日 : 2015年5月25日
- 本棚登録日 : 2015年5月25日
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