民主の敵: 政権交代に大義あり (新潮新書 323)

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  • 新潮社 (2009年7月1日発売)
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感想 : 32
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第95代内閣総理大臣である野田佳彦氏の著書。
民主党が政権を獲得する前の2009年7月発行。
民主党政権の体たらくを知ってしまった後に読むのは、なかなか味わい深い。
本書を読む限り、野田氏は現状の問題点を改善することに重きを置いている政治家のように思える。政権交代をテーマにした本だからということはあるのだろうが、日本をどのような国にしたいという理念というものはほとんど感じられなかった。総理大臣時代も何をしたいのか(私には)よく分からない人だった。
民主党からまた自民党へ政権が交代した後、野田氏の存在感は全くと言っていいほど無くなった。今後、また政治の舞台で存在感を示すことはあるのだろうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新書
感想投稿日 : 2014年8月4日
読了日 : 2014年8月4日
本棚登録日 : 2014年8月2日

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