坂上忍が映画『あん』の永瀬正敏を見て
あぁこの人は下手を受け入れたんだぁと言ったのを思い出した。
若いころの彼はファッションリーダーでイケイケで
棒読みのセリフでも受け入れられたけど
齢50にさしかかると、誰もそれで受け入れてはくれない。
その事実を年取ってから受け入れるのは難しい。
きなりの二人もそんなトーン。
何かを失っているわけではないけれども、
何かが満たされないことも分かっている。
そんな状況の人はえてして自分が何をしたいのかもわかっていない。
世田谷の古い洋館を手に入れたからと言って何かが変わるわけではない。
それでも来る朝をどう向かへいれるか。
行動よりもきっかけも大事だな。
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- 感想投稿日 : 2017年7月21日
- 読了日 : 2017年7月20日
- 本棚登録日 : 2017年7月20日
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